甲子園「卒寿」お祝い “申し子”藤浪が先発

[ 2014年8月1日 19:26 ]

90周年祝福ムードに包まれた甲子園

 プロ野球阪神の本拠地、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)が1日、1924(大正13)年の完成から90周年を迎えた。阪神―DeNAの試合前に記念セレモニーが行われ、観客席には「卒寿おめでとう」といった祝福のボードを掲げるファンが多数見られるなど、野球の「聖地」はお祝いムードに包まれた。

 セレモニーではセンター後方の大型スクリーンに「90年の歩み」として歴史が紹介され、バックネット裏を覆う名物の「銀傘」が設置された模様や、95年の阪神大震災による被害の様子などが映し出された。

 阪神の選手は甲子園球場を象徴する緑色を基調とした記念のユニホームを着用し、大阪桐蔭高時代の2012年に甲子園大会で春夏連覇した藤浪晋太郎投手が先発した。

 来場者には記念のうちわが配られ、堺市に住む60代の男性は「すごいね。そんなにやっているんだ」と感心していた。

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2014年8月1日のニュース