不正投球が公然の秘密のケースも…314勝腕は自著

[ 2014年4月25日 08:15 ]

<レッドソックス・ヤンキース>ピネダの首の右側には茶色い物質がべったり。球審が指を確認した後、退場を宣告された
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ア・リーグ ヤンキース1―5レッドソックス

(4月23日 ボストン)
 メジャーリーグで不正投球に関する罰則規定は1920年に定められたが、証拠不十分として警告にとどまるケースが多い。

 近年では12年にレイズのペラルタが松ヤニを使用したとして8試合の出場停止に。04年にカージナルスのタベラス、05年にはエンゼルスのドネリーが同じ理由で10試合の出場停止処分を受け、後に8試合に短縮された。

 日本選手では07年にレッドソックス・松坂が、08年にはオープン戦でインディアンス・小林とロイヤルズ・薮田が汗を拭った際に不正投球を宣告され、打者に1ボールが与えられたことがある。

 ジャイアンツなどで通算314勝を挙げたゲイロード・ペリーはスピットボールの名手として知られ、引退後に自伝「私とスピットボール」を出版した。

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