和田、3A戦で3勝目も…右太もも裏をつって交代

[ 2014年4月25日 12:28 ]

コロラドスプリングズ戦に先発し、4安打無失点と好投した3Aアイオワの和田

 米大リーグ、カブス傘下のマイナー、3Aアイオワの和田毅投手が24日、コロラド州でのコロラドスプリングズ戦に先発し、右太もも裏をつったため5回で交代したが、4安打無失点で3勝目(1敗)を挙げた。

 55球で降板した和田は「球数的にも7、8回はいけるなと思っていたので残念。(太ももが)ぴりっとするのが怖かったので無理と言った」と説明。ピービ監督は「張った程度で深刻ではない。次も大丈夫だと思う」と話した。

 毎回走者を背負ったが、低めを突く丁寧な投球を見せた。標高が高く、打球が飛ぶことで有名な球場とあり「飛球を打たせないように。ゴロ、安打はいいや、という感じで投げた」と言う。初回1死一塁は変化球で二ゴロ併殺打に仕留めるなど持ち味を発揮して得点を許さなかった。

 2年前に手術した左肘の状態は問題なさそうだ。安定感のある投球を続けており、今季4試合で計26回1/3を投げて29三振3四球、防御率0・68。ピービ監督は「球は低めに集まり、緩急と両サイドで揺さぶる。これまで頭脳的な投球を見せてくれている」と評価した。(共同)

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2014年4月25日のニュース