中日 “天敵”に零敗 谷繁兼任監督「前回よりは紙一重」

[ 2014年4月25日 05:30 ]

<中・神>7回1死一塁、代打に谷(右)を送り出す谷繁兼任監督(左)

セ・リーグ 中日0-3阪神

(4月24日 ナゴヤD)
 ドラフト6位ルーキーにまたしてもやられた。中日は今季2度目の対戦となった阪神・岩崎に要所を抑えられ、7回まで5安打無得点。最後は福原、呉昇桓(オ・スンファン)に締められ、今季4度目の零封負けで借金1となった。

 「0点になったけど、前回よりは紙一重というところがあった。そういう試合。もちろん、ちゃんと攻略しないといけないと思います」

 この試合ではさい配に専念した谷繁兼任監督が淡々と振り返った。初対戦だった2日の京セラドームでは5回を無得点。22歳の左腕に2戦合計で12回を0点に抑え込まれている。今後も対戦が濃厚だけに、対策を徹底する必要が出てきた。

 ただ、5回2死二塁では、大島の二遊間の安打性の当たりが上本のポジショニングが良く二ゴロに。6回1死一、二塁でも森野の痛烈な打球をゴメスが好捕した。手も足も出なかったわけではない。長嶋外野守備走塁打撃コーチも「良い当たりをしても負けは負け。ただ、球筋もわかったと思うし、びっくりするようなことはない」と次回での攻略を誓っていた。

 ▼中日・岡田(自己最長タイの7回を1失点)無駄な四球はまだある。もっとベースの上で勝負できるようにならないと。

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2014年4月25日のニュース