大瀬良 打っても凄い コイ投新人28年ぶり2戦連続打点

[ 2014年4月25日 05:30 ]

<ヤ・広>6回2死一、三塁、大瀬良は右前適時打を放つ

セ・リーグ 広島9-2ヤクルト

(4月24日 神宮)
 広島ドラフト1位・大瀬良は自身最長の8回を投げて2失点で2勝目を挙げた。

 7回まで毎回安打を浴びたが「どんなに打たれても、本塁に還さなければいい。変化球が引っ掛かって状態は良くなかったが、何とか粘れた」と即戦力ルーキーとしての誇りをにじませた。九州共立大3年時の全日本大学選手権準決勝。早大相手に9回3失点で敗れて以来、約2年ぶりに立つ神宮のマウンドで成長した姿を披露した。6回には右前適時打も放ち、広島の新人投手としては86年の長冨浩志以来、28年ぶりとなる2試合連続打点をマーク。9回の続投も志願した右腕は、「きょうは喜びに浸りますが、また気を引き締めてやりたい」。その気持ちがあれば、プロ初完投も時間の問題だ。

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