ヤクルト 9連敗 あと1本出ず  畠山「下手くそなだけ」

[ 2014年4月25日 21:04 ]

<ヤ・中>5回4失点で今季3敗目を喫した石川

セ・リーグ ヤクルト3―4中日

(4月25日 神宮)
 ヤクルトの連敗が止まらない。25日の中日戦(神宮)にも敗れ、12年5月以来の9連敗で今季6勝17敗、借金11に膨らんだ。

 小川監督は「負けているときの典型」と口数も少なくなる一方。邪飛を落とし、失点につながってしまった畠山は「下手くそなだけ」と自分を攻めた。

 連敗ストッパーを託された先発・石川だが“悪循環”断ち切ることはできなかった。初回、先頭の荒木にいきなり四球を与えると、ルナに先制2ランを被弾。川端の右越え2号ソロで1点差に詰め寄った直後の5回には、2死から4連続長短打を浴び2点を失った。5回を5安打4失点。今季4度目の登板も初白星をつかむことはできなかった。
 
 この試合、小川監督は連敗脱出へ打線をテコ入れ。「とにかく点を取らないと駄目」と2番に前夜5番だった雄平を起用。5番にはユウイチを入れて攻撃的オーダーを組んだ。2点ビハインドの4回、川端の右越え2号ソロで反撃。3点差となった5回には2死一、二塁から山田が中前適時打。8回には2死一、二塁からユウイチの左前適時打で1点差と詰め寄り、なおも2死満塁としたが、相川は中飛に倒れた。

 9回も2安打で2死一、二塁と同点機をつくったが、あと1本出なかった。15日の巨人戦(静岡)での白星を最後に続く長く暗いトンネル。出口はまだ見えない。

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2014年4月25日のニュース