ドラ1石川が“プロ初勝利” 2ラン被弾も6回4安打3失点

[ 2014年3月16日 15:44 ]

<ロ・広>4回、暴投で1点を失った石川は里崎にわびる

オープン戦 ロッテ12―3広島

(3月16日 QVC)
 ロッテのドラフト1位ルーキー石川(東京ガス)が“プロ初勝利”をマークした。自己最長の6回を投げて4安打3失点(自責2)。打線の大量援護もあってオープン戦3試合目の登板で白星を手にした。

 初回、簡単に3者凡退に抑えると、2回は先頭のキラに死球を与えたものの、堂林を遊直、岩本を二ゴロ併殺に仕留めて無失点。3回も3人で片づける堂々の立ち上がり。

 4回、先頭の丸に中越え二塁打を浴び、味方の失策も絡んで無死一、二塁のピンチを招いたが、松山を左飛、オープン戦打率6割超のキラを3球三振に仕留め2死に。堂林への5球目がワイルドピッチとなり、スタートを切っていた二走・丸の生還を許したが、その後のピンチを冷静に断つ強心臓ぶりも発揮した。

 3巡目に入った6回、先頭の丸に左前打を許し、1死後に松山に右中間への2ランを被弾。スタミナ面にやや不安を残したながらも、先発が有力視される開幕3戦目のソフトバンク戦(30日、ヤフオクドーム)に向けて、調整は順調なようだ。

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2014年3月16日のニュース