中田「話にならん」…7試合ノーアーチ 三塁守備と“二重苦”

[ 2014年3月16日 06:41 ]

<日・中>2回、凡退してベンチに戻る中田

オープン戦 日本ハム0―5中日

(3月15日 札幌D)
 開幕まで2週間。日本ハムの主砲・中田の調子が上がってこない。4回にボテボテの三塁線の当たりがベースに当たる幸運な内野安打こそあったが、3打数1安打でオープン戦10試合で打率は・125。7試合23打席ノーアーチだ。

 「話にならん、ただそれだけ。モヤモヤしているし、すべて悪循環。いろいろ考えながらやっていて、自分らしくない…」と悩める気持ちを吐露した。

 挑戦中の三塁守備も要因の一つ。この試合も2回1死満塁で谷繁の正面の強い三ゴロをはじいて併殺を奪えず。新人・浦野はこの直後に2点適時打を許した。10試合で失策こそ1だが、記録に表れないミスも目につく。栗山監督は「今は経験してほしい。それを生かしてくれると信じている」とかばったが、豪快に見えて根は真面目で悩み込むタイプ。守備で結果が出ないことで、さらなる深みにはまっている。

 「今は辛抱の時…かな。チームの足を引っ張ってしまうような中途半端なことだけはしたくない。何かきっかけが欲しい」と中田。4番の復調なくして、チームの上位進出は考えられない。

 ▼日本ハム・浦野(本拠地初登板も5回5安打4失点)調子は悪くなかったけど勝負どころで甘くなった。走者を背負ってから投げ急いでしまったのが反省点。

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