江川 追撃2ランに決勝押し出し四球「死にもの狂いでした」

[ 2013年9月18日 22:28 ]

<楽・ソ>9回表、押出し四球を選んだ江川(左から2人目)、2点タイムリーの本多(右)を迎えるナイン

パ・リーグ ソフトバンク11―10楽天

(9月18日 Kスタ宮城)
 大乱戦の決勝点はソフトバンクの7番江川の押し出し四球だった。8―8の同点で迎えた第5打席、2死満塁できっちり見極めて一塁へ歩いた。「死にもの狂いでした。インコースは当たってでもと思った。1点もぎ取ろうと」と気迫で上回った。8回には1点差に迫る12号2ランも放って逆転勝ちのお膳立てをととのえた。

 前日こそ敗れたが、前節の日本ハム3連戦ではすべて逆転勝ち、この日も最大6点差をひっくり返した。ロッテが敗れて2位に浮上、楽天とは7・5ゲーム差と背中は遠いが、チームに諦める気持ちはない。

 江川は「負けられない戦いが続いているが、一戦一戦やるだけ」と残る14試合に全てを懸けて戦い抜く気合を見せていた。

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