松坂、メジャー登板かなわず プレーの場求め自由契約に

[ 2013年8月21日 09:14 ]

 松坂はチームに必要とされたときに状態が上がらず、インディアンスでのメジャー登板はかなわなかった。32歳の右腕は退団希望を申し入れ、インディアンスはこれを了承。自由契約となり、新たなプレーの場を求めることとなった。

 開幕当初は先発陣が手薄だったが、松坂も3試合、11回1/3で計7失点と好結果が残せなかった。メジャー昇格に近づいた4月下旬には、左脇腹を負傷し、故障者リスト(DL)入りしてしまう。6月11日に復帰したが、その試合で右手のまめの影響から三回途中で降板。その後も不安定な投球が続いた。

 7月以降は復調を示した。10試合の先発で6回以上を投げたのは8度で、4勝4敗。だがマイナー契約の松坂が昇格するには、まずメジャーでベンチ入りできる前提となる40人枠に入るための契約の切り替えが必要だった。プレーオフ進出を争うチームの首脳を動かすほどのインパクトは残せなかった。(共同)

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2013年8月21日のニュース