金子 ノーヒッター惜しい!リーグトップのソフトB打線寄せ付けず

[ 2013年8月21日 20:59 ]

<ソ・オ>オリックス先発の金子千尋

パ・リーグ オリックス2―0ソフトバンク

(8月21日 ヤフオクD)
 今季最多の借金9を抱えたオリックスにとって、エース金子は頼みの綱。チームの期待に応える見事な投球を見せた。打率、本塁打、得点とすべてリーグトップのソフトバンク打線にまったくつけ入るすきを与えなかった。

 「勝つことだけを考えた。連敗中でズルズル行くわけにいかない」と、集中してのマウンドでひたすらアウトを積み重ねた。8回2死、代打柳田に二塁打を浴びるまで無安打の快投を見せた。

 金子は「(8回を)抑えたら(ノーヒットノーランを)考えようと思った」と記録を大きく意識することはなかった。結局この安打のみで今季3度目の完封、2年ぶりに2桁勝利を手にした。

 最下位とはいえギリギリ巻き返せるレベルで踏ん張っている。残り39試合。金子は「まだまだあきらめてません」とクライマックスシリーズ進出に視線を向け、さらなる奮起を誓っていた。

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2013年8月21日のニュース