自責点ゼロ続く高橋光「あと９イニングも全力で」

＜日大山形・前橋育英＞３回、日大山形・奥村を三振に仕留め、雄たけびを上げる前橋育英・高橋光
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第９５回全国高校野球選手権大会準決勝 前橋育英４―１日大山形

（8月21日 甲子園）
　前橋育英の２年生エース、高橋光が本調子ではないながらも一人で投げ抜いた。直球が走らず、一回にいきなり１死満塁のピンチをつくったが、味方の好守備に助けられ「バックが守ってくれるので自分も思いっきり投げられた」と安堵の笑みを浮かべた。

　その後は変化球主体の投球に切り替え、１失点完投。４試合で完投するなど計４１イニングを投げ、自責点ゼロを続けている。「ここまで来たのであと９イニングも全力で投げたい」と決勝でも最後まで投げ切ることを誓った。