小野、3安打完封!桐蔭横浜大 秋春連続日本一へ初戦突破

[ 2013年6月11日 17:47 ]

第62回全日本大学野球選手権 桐蔭横浜大1-0東日本国際大

(6月11日 東京ドーム)
 東京ドームの第3試合は息詰まる投手戦の末、桐蔭横浜大(神奈川大学)が1-0で東日本国際大(南東北大学)を下して2回戦進出を決めた。

 昨秋の明治神宮大会に続き、秋春連続日本一を目指す桐蔭横浜大は初回、1番・杉崎が右翼線二塁打で出塁。犠打で1死三塁としてから3番・甲川の中前適時打で先制すると、エース右腕・小野和博投手(4年)が相手打線に二塁も踏ませない投球で9回を3安打に抑え、8奪三振1四球で完封し、”スミ1”を守り切った。

 斉藤博久監督(46)は「小野は本当によく投げてくれた。真っ直ぐが走っていたのと、コントロールが良かった」と昨秋の準決勝・亜大戦、決勝・法大戦で連続完封したのに続いて再び全国で完封勝利を挙げたエースを絶賛。一方、小野は「先に1点を与えないことを意識して投げた。本調子まではいかないが、自分の仕事ができてひと安心しました」と冷静に振り返った。それでも無名の存在から昨秋の活躍で一気に注目の的となって迎えた今大会初戦について「やっぱり緊張しました」と本音をチラリ。目標を聞かれると、すかさず「日本一!」と力強かった。

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2013年6月11日のニュース