審判学校開設へ 優秀な人材はNPB審判員採用の道も

[ 2013年6月11日 06:00 ]

 日本球界初となる審判学校の開設が実行委で承認された。12月18日から23日まで5泊6日の日程で、ロッテ浦和球場で開催。審判員の人材発掘と審判技術の伝達を目的としており、一般公募でプロ退団者、アマ審判員、学生ら幅広く参加できるという。

 優秀な人材は来春のプロ野球キャンプに招待され、適性が認められればNPB審判員として採用される。MLB公認審判学校のジャスティン・クレム校長を招いて講義も予定。NPBの井野修審判部長は「本場米国のように学べるカリキュラムを考えたい」と話した。

 ◆実行委その他の審議・決議事項 (1)機構理事会で各委員会の委員長と委員6人ずつを承認(2)データベースシステム「BIS」事務局の移転、オールスター戦などの報告(3)日本プロ野球組織(NPB)の専門委員会を5つの委員会に整理・統合することを承認(4)9イニングゲームの試合時間が3時間15分となったことを受け、NPBが12球団の監督、コーチにスピードアップをあらためて要請(5)今秋のフェニックスリーグ(宮崎)の開幕を10月8日から同7日に1日繰り上げることを確認。

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2013年6月11日のニュース