プロ注目梅野　一発放ちアピール　最後は「やばいと思って滑った」

全日本大学選手権 福岡大４―３中部学院大

（6月11日 神宮）
　福岡大は１死満塁から始まるタイブレークで４番に座るプロ注目の梅野が遊ゴロ。併殺かと思われたが、二塁手が一塁へ悪送球し、２者生還で逆転サヨナラ勝ちした。

　ヘッドスライディングでユニホームを赤茶色に染めた主将は「やばいと思って滑った。勝ててよかった」と安堵の表情を浮かべた。

　今秋のドラフト候補に名前が挙がる強打の捕手は８回に豪快な同点２ランを放った。「全国の舞台でどれだけ活躍できるかアピールしたいと思っていた」と胸を張った。