PL学園 河野監督が退任 部内暴力で夏絶望…後任は未定

[ 2013年4月28日 11:17 ]

退任したPL学園の河野有道監督(2009年8月撮影)

 部内暴力で6カ月間の対外試合禁止処分を受け、高校野球の夏の甲子園大会への道が閉ざされたPL学園(大阪)の河野有道監督(64)が退任していたことが28日、分かった。後任は未定。

 16日付でPL教団職員に異動になったという河野氏は「責任を感じていて、そういう(辞任する)つもりもあったが、自粛していた練習を22日から再開して気分一新ということだろう」と自身の退任について言及した。

 問題となった上級生による下級生への暴力は2月23日に発生し、同校は春季大阪大会の出場を辞退した。日本学生野球協会は今月9日の審査室会議で、発生翌日からの長期間の処分を決めた。

 PL学園は春夏合わせて甲子園で7度優勝。河野氏は1998年に監督に就任し、暴力事件が相次いで発覚した2001年に退任。08年に復帰していた。

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2013年4月28日のニュース