ノリが猛攻口火打　日米大台前に通算１０００四球達成

＜Ｄ・神＞初回２死一、二塁、ＤｅＮＡ・中村は先制となる左前適時打を放つ

セ・リーグ ＤｅＮＡ９―１阪神

（4月27日 横浜）
　ＤｅＮＡ・中村が猛攻の口火を切った。初回２死から連打で得た一、二塁で先制の左前適時打。「（連敗中のチームの）重い空気、流れを変えようと。最近は先に点を取られて流れがつかめなかったので先制したかった」と振り返った。日米通算２０００安打まで５安打としたが、５回の打席で左大腿部に死球を受け、６回に四球で出塁した際に代走を送られて交代。アイシング治療を施しながらも、「きょうの１勝は大きい」と声を弾ませていた。

　▽中村（ＤｅＮＡ）通算１０００四球　２７日阪神５回戦（横浜）の６回、川崎から記録。プロ野球１４人目。初四球は近鉄時代の９３年６月２０日日本ハム戦で酒井から。