広瀬 6日ぶり凡退 伝説の連続出塁記録にあと1で…

[ 2013年4月28日 06:00 ]

<広・中>初回2死二塁、広瀬は一飛に倒れ連続打席出塁は15でストップ

セ・リーグ 広島3―5中日 

(4月27日 マツダ)
 満場の期待が込められた歓声が、一瞬でため息に変わった。初回2死三塁。前夜に樹立した15打席連続出塁のプロ野球記録更新を狙った広島・広瀬の第1打席は、中日・ブラッドリーの初球の甘いストレートをミスショット。一塁手・森野のミットに飛球(記録は一飛)が収まった瞬間、大記録が途切れた。

 「タイミングが合わなかった。それだけです。記録は意識しなかったけど、1本出ていれば展開が変わっていたので、申し訳ない」

 4月21日の巨人戦(マツダ)の第3打席で右飛に終わって以来の凡退。近代野球となった1900年以降の大リーグでテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)が記録した16打席連続出塁に並ぶことはできず、連続打数安打も8で止まった。

 それでも記録が色あせることはない。野村監督も「打ってほしいけど、このまま行ったら大変なことになっていた。日本記録は素晴らしいことなんだから、これを励みに頑張ってほしい」とねぎらった。

続きを表示

2013年4月28日のニュース