巨人72年ぶりの快進撃 1941年とは…12月に真珠湾攻撃

[ 2013年4月7日 17:50 ]

セ・リーグ 巨人8―6中日

(4月7日 東京D)
 巨人が8―6で中日を下し、1リーグ制だった1941年以来、72年ぶりの開幕7連勝。1941年は、10月に東條英機が内閣総理大臣となり、太平洋戦争に突入した「真珠湾攻撃」(12月8日未明)の年だった。

 この年、大相撲では春場所で双葉山、夏場所で羽黒山が優勝。戦時ということで、全国高校野球は中止された。競馬では、セントライトが日本競馬史上初の牡馬クラシック三冠を達成した。

 芸能界のこの年の生まれには、岩下志麻、三田佳子、渡哲也、萩本欽一、石坂浩二らがいる。

 巨人は41年4月3日、大洋との開幕戦でスタルヒン(当時は須田博)、4日黒鷲戦でも沢村栄治が2試合連続完封勝利。その後も勝利を重ね、15日南海戦まで7連勝。その後一度も首位を譲らず62勝22敗2分けの勝率.738で、2位の阪急に9ゲーム差をつけリーグ4連覇を達成した。

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2013年4月7日のニュース