マエケン 10日紅白戦ぶっつけ登板へ 右肩張りも「不安はない」

[ 2013年2月10日 06:00 ]

キャッチボールで調整する広島・前田健

 侍ジャパン候補の広島・前田健が10日、日南キャンプ初の紅白戦にぶっつけで登板する。前日8日に右肩の張りが判明し、当日のシート打撃登板を自らの判断で回避。9日もブルペン入りせず、2日連続で投球練習をしないまま、実戦に臨むことになった。

 「不安はないです。ブルペンに入らずに投げることは、シーズンでもたまにある。試合前にブルペンに入るのでそれで十分。シートに投げるぐらいの気持ちで投げたい」

 今春初の実戦では、先発で2イニングを投げる予定。「実戦感覚を取り戻すのが一番」。ひと通り変化球を投げ、「抑えるイメージを思い出すこと」もテーマに挙げた。紅白戦は14日にも予定されており、同じ代表候補の今村とともに当日の試合に投げた後、代表合宿に参加する青写真を描く。この日は遠投の距離を70メートルに伸ばしており、右肩の不安はひとまず払しょくされたと言えそうだ。

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2013年2月10日のニュース