村田　右手の爪割る　飛球直撃、骨に異常なしも…

守備練習中に右手中指を痛め引き揚げる巨人・村田

　巨人・村田が守備練習で右手中指の爪を割り、メニューを途中で切り上げた。飛球を捕る際にボールを当て「爪が割れて血が出た。かなり痛い」と顔をしかめ、指にテーピングをして宮崎市内の病院に向かった。

　検査の結果、骨には異常がなかったが、打撃面だけでなくスローイングへの影響も予想される。フリー打撃では山口から中堅へ一発。５日に内海から放ったのに続いて左腕キラーぶりを見せつけた直後のアクシデント。「あしたは様子を見てから」と村田は話し、原監督も「ちょっと心配ですね」と表情を曇らせた。１５日から始まる侍ジャパン代表候補合宿を前に、不安が残った。