2・17侍ジャパン実戦初戦でマー君VSマエケン

[ 2013年1月6日 06:00 ]

88年会イベントで、かごの中の球を斎藤(左)といっしょに数える田中

 3月開催のWBCで大会3連覇を目指す侍ジャパンの実戦初戦となる2月17日の広島戦(サンマリン宮崎)で、代表候補の広島・前田健が広島側から登板する方向で調整していることが5日、分かった。同戦では、楽天・田中が侍ジャパンの先発を務める予定で、同期生の侍エース先発対決が実現する。

 山本監督は「(2月20日の)最終メンバー登録期限まで2試合の実戦で投手は16人から13人にしないといけない。投手は少しでも多く投球回数を投げさせたい」と説明。宮崎合宿中の実戦は広島戦と翌18日の西武戦のみ。代表候補の16投手全員を投げさせた場合、1人当たり1イニング前後しか投げられない。そこで、候補選手の広島の前田健、今村、西武の涌井、牧田の4投手を所属球団から出場させる構想を固め、日本野球機構(NPB)が最終調整を行っている。

 2人はルーキー時代の07年3月4日のオープン戦(広島)でともに3番手で登板しただけで、先発対決は初。前田健が「投げ合えるなら面白い。でも、相手、強いですね…」と話せば、田中は「WBCは世界に日本の野球を見せられる場。(前回)優勝したことで自分の中でも盛り上がったし、今回もそうなって日本が元気になればいい」。練習試合2試合は有料試合となる見込みで、2人の先発対決は大きな注目を集めそうだ。

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