かつてはハンカチ世代、今は…斎藤の逆襲「同期対決は意識する」

[ 2013年1月6日 10:58 ]

ノックの後で子どもたちに熱く語る斎藤

 1988年度生まれのプロ野球選手で結成された「88年会」の第1回イベントが5日、仙台市内で行われた。日本ハムからは、斎藤佑樹投手(24)と乾真大投手(24)が参加。昨季5勝に終わった斎藤は、同期生にライバル意識を燃やし、楽天・田中将大投手(24)らとの今季直接対決に闘志を見せた。

 豪華メンバーでのイベントを終え、斎藤が表情を引き締めた。楽天・田中、広島・前田健、巨人・沢村、野手では巨人・坂本――。同級生が集結した88年会には、侍ジャパンの代表候補に名を連ねる実力者がそろった。イベントを成功させるため、協力し合った仲間たちも、シーズンが始まればライバルとなる。

 「同期対決は意識するポイントですね。同世代だけというわけではないけど、やはり凄く大事になると思います」

 早実と駒大苫小牧のエースとして、甲子園決勝を投げ合った田中とは過去3度対決も、白星を挙げられていない。今季こそは…。そんな思いも当然募る。東日本大震災の復興支援などを目的に立ち上げられた88年会。東北地方の小学生らを対象に野球教室も実施された。子どもたちから質問攻めにも遭った斎藤は「あらためて人に野球を教えるのは難しいと思った」。交流した少年たちが今後、Kスタ宮城で観戦することも考えられるため、「子どもたちの目にしっかり焼き付けられるような投球をしないといけない」と力がこもった。

 日本シリーズで発症した右肩痛も回復。既にキャッチボールも行っており、「そこを目指している」と昨年同様に2月1日の名護キャンプ初日にブルペン入りする意向だ。昨季は開幕投手を務めたが、今季は先発枠を奪い取る立場となる。「1年間、ローテーションを守るために、まずは開幕で1軍にいないといけない」と言った。

 斎藤は、19選手が参加した初イベントを「もっとたくさんの選手が参加しないと」と指摘した。「ハンカチ世代」と呼ばれたのは過去のこと。黄金世代でしのぎを削り、右腕は成長の糧としていく。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2013年1月6日のニュース