Ｖ打の平田「自分がヒーローになるんだという気持ち」

＜巨・中＞６回２死一、二塁、適時二塁打を放つ中日・平田（後方右は原監督）

セ・リーグＣＳファイナルＳ第１戦 中日３―１巨人

（10月17日 東京Ｄ）
　中日・平田が内海からリベンジの決勝打を放った。１―１の６回２死一、二塁、チェンジアップを左翼線へ運ぶ二塁打。４回１死満塁の絶好機では投ゴロに倒れたが「“自分がヒーローになるんだ”という気持ちで、失敗を恐れず思い切っていきました」と胸を張った。

　飛距離を求め、体重９６キロを維持してきたが、高木監督に「肉をつけ過ぎ」と厳しく指摘され、ケガのために２軍調整していた９月に３キロの減量に成功。まさに信頼を取り戻す一打となった。