大阪 小西つどい初の先頭打者弾で連敗ストップ 22日にも初優勝

[ 2012年10月18日 22:52 ]

先頭打者ホームランを放った大阪・小西つどい

 日本女子プロ野球リーグは18日、わかさスタジアム京都で後期の2試合を行い、第1試合は大阪ブレイビーハニーズが3-0で兵庫スイングスマイリーズを、第2試合は京都アストドリームスと大阪ブレイビーハニーズが2-2で引き分けた。

【日程と結果 勝敗表】

 第1試合は、大阪が初回の一発で勢いをつけ、連敗をストップした。大阪は初回、先頭の小西つどいが兵庫先発大田の初球を叩き、リーグ創設以来初となる先頭打者弾を左翼席へ運んだ。なおも安打と死球で2死一、二塁の好機を作ると、6番小西美加が走者一掃の左翼線二塁打を放ち、この回3点を先制した。

 投げても、先発小西美加が4回までノーヒットピッチングを見せるなど、今季3度目の完封勝利を飾った。一方の兵庫は、先発の大田が2回以降持ち直し、ゲームを作ったが、打線がわずか4安打と沈黙。3連覇には非常に厳しい状態となった。

 第2試合は、大阪が終盤の追い上げで、勝ちに等しい引き分けに持ち込んだ。初回、京都は連続四球で作った好機に5番大倉の中前適時打で先制。5回にも2死一塁から3番三浦が中前打、4番川端の左翼線二塁打で追加点を奪った。

 だが、大阪は6回からマウンドに上がった京都の2番手河本を攻め立てた。先頭の3番川崎が三塁手の送球エラーで二塁に進むと、4番小久保が右前打で一、三塁に。続く5番小西美加が左翼線への走者一掃の安打で同点に追いついた。

 投げても、大阪の先発田中が立て直して完投。相手に勝ち越しを許さなかった。これで大阪が19日の兵庫戦で勝利した場合、22日の京都戦に勝って初優勝が決まる。

 ▼大阪・小西つどい ホームラン、ありがとうございます。お立ち台に上がったのは久しぶりなんで、緊張しましたけど、すごくうれしいです。初球をいこうと思って振り抜きました。初の先頭打者弾はすごく光栄です。1番打者は積極的に打たないといけないのですが、ここのところそれが出来ていなかったので、今日は出来て良かったです。

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