森福2戦連続救援失敗で崖っぷち…秋山監督「開き直っていけば」

[ 2012年10月18日 22:12 ]

7回、日本ハム・糸井に2ランを浴びて降板し、ベンチで悔しがるソフトバンク・森福

パ・リーグCSファイナルS第2戦 ソフトバンク0―3日本ハム

(10月18日 札幌D)
 “魔の7回”だ。パ・リーグを代表するセットアッパーの森福が2戦連続で救援に失敗。日本シリーズ連覇を目指すソフトバンクが崖っぷちに追い込まれた。

 初回2死三塁から中田のライナー性の飛球を左翼の内川が落球し、簡単に先制点を献上。逆に6回には1死三塁と絶好の同点機を迎えながら、に内川の中飛で本塁を狙った松田が憤死するなど、得点が奪えない。

 秋山監督は先発の新垣に代えて4回から岩崎を登板させるなど、早めに動いて日本ハムに追加点を許さなかったが、7回1死二塁から前日(17日)の第1戦で二岡に勝ち越し打を許した森福が糸井に2ランを被弾。またしても7回の失点が敗戦に結びついてしまった。

 「(1回の)1点は仕方ない。ハムさんは強いね。糸井がよく打つからな」と秋山監督。これでリーグ優勝のアドバンテージを含めると日本ハムの3勝となり、ソフトバンクは引き分けも許されない状況に追い込まれたが、指揮官は「開き直っていけば、いいんじゃない」と前を向いた。

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2012年10月18日のニュース