スポンサー権など求め難航 選手会の姿勢変わらず

[ 2012年7月20日 17:46 ]

 日本側はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者側に日本代表のスポンサー権などを日本野球機構(NPB)に譲渡するように求めてきた。昨年7月には日本プロ野球選手会が臨時大会で「改善されない場合には参加しない」ことを決議した。

 8月にはNPBと選手会側が協調して主催者側に働き掛けていくことを確認。当時のオーナー会議議長だった楽天の島田氏ら代表者が複数回渡米して交渉を続けたが、状況は進展しなかった。

 NPB側は日本代表を常設化し、独自の活動で収益を確保する方針に転換。12月のオーナー会議で参加を表明した。選手会側に理解を求めているが、同意を得ることはできていない。

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2012年7月20日のニュース