健大高崎 センバツ4強対決制し初V 三木1失点完投

[ 2012年5月25日 06:00 ]

第64回春季関東地区高校野球大会決勝 高崎健康福祉大高崎4―1関東一

(5月24日 県営大宮)
 第64回春季関東地区高校野球大会は24日、埼玉県の県営大宮球場で決勝が行われた。ともに今春のセンバツで4強入りした同士の対戦で、初出場の高崎健康福祉大高崎(推薦)が、関東一(推薦)を4―1で下して初優勝。群馬県勢としては83年の前橋工以来、29年ぶりに同大会を制した。

 高崎健康福祉大高崎(群馬)はエースの三木が9四死球と制球を乱したが、散発6安打で1失点完投。151球を投げ抜き「勝てる投手になることが目標なので、関東大会で勝てたのは自信になりました。四死球は出しましたけど、際どいところを攻めようと思っていました」と納得の表情を浮かべた。2回戦の帝京戦でも1失点完投するなど、今大会は4試合中3試合に登板。春夏連続での甲子園出場へ向け「スタミナには自信があります」と語った。青柳博文監督は「この大会は守りが良かった。でも優勝と言っても夏に(甲子園に)行けるとは限らない。練習から追い込んでいく」と引き締めた。

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2012年5月25日のニュース