巨人、3季ぶり10連勝!パ・首位のロッテ討ち

[ 2012年5月25日 20:38 ]

2回巨人1死一、二塁、谷が中前に先制打を放つ

 プロ野球交流戦、ロッテ―巨人1回戦は25日、千葉市のQVCマリンフィールドで行われ、巨人が4―2で勝ち、09年9月以来3シーズンぶりに10連勝(3分けを挟む)を飾った。交流戦は負けなしの7戦全勝。先発の内海は8回を5安打2失点で4勝目。

 初回、巨人はロッテの先発・渡辺俊の前に簡単に3者凡退に倒れた。その裏、内海もロッテの攻撃を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。

 巨人は2回、先頭の村田が右翼線二塁打で出塁。1死後、高橋由の死球で一、二塁とし、谷の中前適時打で1点を先制。さらにボウカーの中前打で満塁とチャンスを広げたが、松本哲がニゴロ併設に倒れ、追加点はならなかった。その裏、内海はロッテの攻撃を3人で片づけた。

 3回、巨人は2死から坂本が左前打で出塁したが、村田が遊ゴロに倒れ無得点。その裏、内海はまたも3者凡退で3回までパーフェクトピッチング。

 4回、巨人は3者凡退。その裏、内海は先頭の岡田に中前打を許し、送りバントで1死二塁のピンチを招いたが、井口を三振、サブローを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 巨人は5回1死二塁から長野の左中間二塁打で1点を追加。さらに2死二塁から坂本にも適時二塁打が出てリードを3点に広げた。その裏、内海は1死から清田に左前打を許したが、今江を遊直併殺に仕留め無失点。

 ロッテは6回から2番手で大谷が登板。巨人は1死三塁から谷の左前適時打で1点を追加。その裏、ロッテは3人で攻撃を終え、7回は両チームともに3者凡退。

 巨人は8回も3者凡退。その裏、内海は2死二、三塁のピンチを招き、代打・田中に左中間への二塁打を浴びて2失点。巨人のリードは2点となった。

 ロッテは9回、新人の中後が登板。巨人は3者凡退だったが、その裏のマウンドに上がった西村がロッテの攻撃を3者凡退で締め、パ・リーグ首位のロッテとの対戦を制した。

続きを表示

この記事のフォト

2012年5月25日のニュース