イチロー　現役２位の通算４３０盗塁　二塁打は「紙一重ですよね」

エンゼルス戦の７回、右翼線二塁打を放つマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ０―３エンゼルス

（5月24日 シアトル）
　マリナーズのイチローは２４日、シアトルでのエンゼルス戦に「３番・右翼」で出場し、４打数１安打だった。内容は遊ゴロ、空振り三振、右翼線二塁打、空振り三振で打率は２割８分３厘。１回には今季７個目の盗塁を決めた。川崎は出場しなかった。チームは０―３で敗れた。

　１回２死一塁、次打者シーガーの２ストライクからの３球目。イチローはエンゼルス先発ハレンの大きなモーションを完全に盗み、やすやすと二塁を陥れた。

　今季４７試合で７盗塁のペースは、１６２試合で換算すると２４個となり、３番打者としては多い数字だ。通算ではピエール（フィリーズ）の５６０個に次ぐ現役２位となる４３０個目となった。

　▼イチローの話　（７回に内角低めを右翼線二塁打）紙一重ですよね。空振りする可能性も高いし、ああなる可能性も十分あるという。いろんな影響を考えると、ああいうのを見せておかないといけない。