2番・青木 「自分の判断」小技&初盗塁で勝利呼んだ

[ 2012年5月25日 06:00 ]

<ブルワーズ・ジャイアンツ>2回、大リーグ初盗塁となる二盗を決めるブルワーズの青木(右)

ナ・リーグ ブルワーズ8―5ジャイアンツ

(5月23日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの青木が、メジャー初盗塁をマークした。2番・右翼で初めての3試合連続先発出場。2回、一塁内野安打で出塁すると、左腕ジトのモーションを完全に盗んで二塁を陥れ「やっと一つ走れた」とホッと息をついた。

 これまでは途中出場が多く、盗塁の機会も少なかったが、首脳陣からは「“いつでも走っていい”と言われている」といい、この日も計3度スタートを切った。

 初回は小技も見せた。無死一塁の場面で「自分の判断。ここ最近は先取点を取れてなかったから、流れをつくりたかった」と初球にセーフティーバント。これがジトの悪送球を誘って無死一、二塁とし、一挙6点の猛攻を演出した。前日は1番で2長打を放ち、この日は2番の役割を果たした。「僕という選手を知ってもらうためには、いろんなプレーを見せないといけない」。変幻自在の活躍が、また一歩、青木をレギュラーに近づけた。

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