プロ経験者から学生指導者へ プロが研修制度新設を提案

[ 2012年4月17日 06:00 ]

 プロ野球経験者が学生の指導者になるための条件などをプロ、学生側の両者で話し合う「学生野球資格に関する協議会」が16日、都内で開かれた。プロ側は指導者資格を得るための研修制度を新設することを提案した。今後、制度の中身を具体的に詰め、6月25日の協議会で再び話し合う予定。

 現在、元プロ選手が高校の指導者になるためには「高校、中学や特別支援学校で教諭、臨時講師として2年在職」し、学生野球資格を回復する必要がある。日本プロ野球選手会の松原徹事務局長は「野球界の発展を目指すのは(プロもアマも)共通。少しでも早く制度ができるように進めたい」と話していた。

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2012年4月17日のニュース