松葉→宮川“ドラフト候補リレー”で大体大サヨナラ勝ち

[ 2012年4月17日 06:00 ]

 阪神大学野球リーグの第3節3回戦が16日に行われ、大体大が関西国際大を下して勝ち点2とした。阪神、巨人など7球団11人のスカウトが見守る中、先発・松葉貴大投手(4年=東洋大姫路)から宮川将投手(4年=大体大浪商)につなぐ執念の“ドラフト候補リレー”を展開し、延長10回サヨナラで競り勝った。

 2本柱が踏ん張った。中1日で先発の松葉は本調子にほど遠く、最速も137キロどまり。それでも変化球を多投し、8回まで1失点と試合をつくった。9回に疲労がピークに達して2点差に迫られ、なおも2死満塁のピンチを招くと前日15日に完投した宮川が救援。直後に同点とされたが、後続を断った。右腕は慣れない抑え役で通算23勝目。2人は「チームが勝ってよかった」と口を揃え、3連覇を視界にとらえた。

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2012年4月17日のニュース