杉内8回10Kで2勝目!巨人、中日に負けなし3勝目

[ 2012年4月17日 20:53 ]

8回2死一、三塁、森野を三ゴロに打ち取りガッツポーズする巨人・杉内

 プロ野球、中日―巨人4回戦は17日、ナゴヤドームで行われ、巨人が4―1で勝ち、今季の中日戦では負けなしの3勝目を挙げた。先発の杉内が8回を4安打1失点、10奪三振の力投で今季2勝目。中日の山井は今季初の先発だったが、6回7安打2失点で2敗目を喫した。

 初回、巨人は今季初先発の山井に対し、2死から長野が右前打で出塁したが、二盗に失敗し、結局3人で攻撃を終えた。その裏、杉内は1死から荒木に中前打を許し、暴投と四球で1死一、三塁のピンチを招いたが、山崎、和田を連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2回、巨人は先頭の阿部が右中間二塁打で出塁、1死一、二塁のチャンスを迎えたが、小笠原が三邪飛、寺内が遊飛に倒れ、無得点。その裏、杉内は中日の攻撃を3者凡退に抑えた。

 3回、巨人は1死から坂本の左前打、谷の左越え二塁打で二、三塁とし、長野の右前適時打で2点を先制した。その裏、杉内は3人凡退に抑えた。

 4、5回は両チームとも3者凡退。6回、巨人は1死から阿部、村田の連打で一、三塁としたが、ボウカーが遊ゴロ併殺に倒れ、無得点。その裏、杉内は3者三振を奪い、2回以降パーフェクトピッチング。

 7回、巨人は3者凡退。その裏、杉内は2死から和田に四球を与えたものの、無失点。

 巨人は8回、2死一、三塁とチャンスを迎えたが、村田が三振に倒れ、追加点は奪えなかった。その裏、杉内は先頭の平田に初球をレフトスタンドに運ばれ1点差。さらに1死一、三塁のピンチを招いたが、荒木を三振、森野を三ゴロに仕留め、何とかリードを守った。

 9回、巨人は2死一、二塁から坂本の左中間への二塁打で2点を追加、リードを3点に広げた。その裏、西村が1死から和田に左前打を許したが、平田をニゴロ併殺に仕留め、ゲームセット。06年からの第2次原政権で昨季まで29勝40敗2分けと負け越す鬼門ナゴヤでの初戦を白星で飾った。

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