久保 淡々とヤクルト斬り宣言「苦手と思うのは向こうの勝手」

[ 2012年4月17日 14:13 ]

人形を打席に立たせて投球練習する久保

 メッセンジャーに続くぞ!久保も“お得意さま”相手に今季2勝目を狙う。18日のヤクルト戦に先発予定で、こちらはひょうひょうと意気込みを語った。

 「苦手と思ってくれるのは向こうの勝手ですからね。こちらとしては最大のパフォーマンスをして、相手が何かを思ってくれるようにやるだけですね」

 いつも通り淡々としていたが、昨シーズンは8勝を挙げたうち、なんと5勝はヤクルト戦という相性の良さ。対戦防御率も1・63という抜群の数字だった。今季初登板の広島戦(マツダ)は8回途中1失点で勝利投手。その勢いをさらに加速させるにはうってつけのカードといっていい。

 16日は甲子園球場のマウンドで、座らせた片山ブルペン捕手に49球の投球練習をした。打席に山口投手コーチ、そしてダミー人形を両打席に立たせるなど実戦を想定した最終調整。

 「(人形に代えたのは、山口投手コーチが)あまりボクを信用できないみたいで。そんな投手ですよ。(練習より)実戦が大事です」。ジョークを交えるほどの余裕で、今季初の本拠地の感触を確かめた。

 久保もまた、昨季はチームの連敗を5度止めている。やはり、そのうち3度がヤクルト戦で止めたもの。ちなみに2連敗が2度、3連敗が3度とメッセ以上のデータが残る。今回は、その役目は第1戦先発のメッセンジャーに譲りそうだが、ならばと久保はチームを連勝に導いてみせる。

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2012年4月17日のニュース