別府青山 複雑サイン裏目…絶好機にスクイズ失敗

[ 2012年3月28日 06:00 ]

<関東一・別府青山>グラウンドに一礼し、引き揚げる中村(中央)ら別府青山ナイン

センバツ1回戦  別府青山0-1関東一

(3月27日 甲子園)
 別府青山は8回の同点のチャンスを逃した。二塁打と犠打野選で無死一、三塁としながら、続く中村がスクイズを失敗。唯一といえる得点機をふいにした。

 2球目に出たスクイズのサイン。相手が外角に外したボール球に中村は手を出さず、飛び出した三塁走者が三本間で挟まれた。中村は「ストライクならバントと勘違いした。自分のミスです」と目を赤くした。好機を確実に生かすため、スクイズにも3種類のサインを用意して大会に臨んだが、その複雑さが裏目に出た。伊藤弘明監督は「徹底できなかったのは私の責任」と話した。

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2012年3月28日のニュース