村田FA手続き…「野球人としての評価を聞きたい」

[ 2011年11月25日 18:18 ]

23日のファン感謝デーでファンに囲まれる村田

 横浜の村田修一内野手(30)が25日、横浜市内の球団事務所で国内移籍も視野に、海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権を行使する手続きを行った。球団はTBSホールディングスからディー・エヌ・エー(DeNA)への譲渡手続き中で、村田は横浜残留について「五分五分。いろいろな決断をしないといけない」と話した。

 今後は他球団と交渉の場を設ける意向。優勝を狙えるチームでプレーしたいという思いがあり「気持ちにうそはつけない。野球人としての評価を聞きたい」と語った。

 来季プロ10年目を迎える生え抜きの村田に対し、DeNAの春田会長はこれまで「顔と言われる選手を簡単に出していいのか」と話すなど残留を希望している。

 村田は2003年に日大から自由獲得枠で横浜に入団し07、08年に本塁打王を獲得。今季は打率2割5分3厘、20本塁打、70打点だった。

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2011年11月25日のニュース