清武氏 新事実ある!10ページの資料 反論会見で紙爆弾投下へ

[ 2011年11月25日 06:00 ]

25日に会見を行う清武氏。どんな新事実が飛び出すのか

 巨人を解任された清武英利前球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=61)が25日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で渡辺恒雄球団会長(85)によるコンプライアンス違反、解任を不当とするなどの記者会見を行う。代理人を務める吉峯啓晴弁護士はこの日、解任理由に対する反論以外にも新たな事実を公表する可能性を示唆した。

 計10ページにもわたる資料を用意しており、徹底反論とともに巨人の内紛第2ラウンドが幕を開ける。

 再び事態が大きく動きだす。注目の会見を前に、清武氏の個人弁護士である吉峯弁護士は東京・千代田区内の自身の法律事務所前で報道陣に対応。会見での解任への反論について「もちろんあります。それも、あります」とした。

 内容は単なる反論だけではない。これまで表に出ていなかった新事実の公表。「それも」という言葉で、同弁護士は新たな「爆弾」を含め新事実を明かす可能性に含みを持たせた。

 11日の清武前代表の会見を皮切りにスタートした両者の深刻な対立。2週間がたち、球団側は清武前代表の解任、白石興二郎新オーナーの決定など沈静化に躍起だ。そんな中での会見で、清武前代表サイドは膨大な文書を用意して臨む。

 注目の会見の舞台は、日本外国特派員協会。内紛騒動の発端となった清武氏の11日の会見も、AP通信やウォール・ストリート・ジャーナルの電子版が報じるなど、国内外で注目は高い。

 清武前代表自身も解任直後に「今回何があったのか、どういう不当な圧力があったのかについてきちんと日本シリーズ後に私と弁護士で申し上げます」と話していた。25日の会見が今後の「お家騒動」の流れに大きな影響を与えることは間違いなく、法的措置も含めた徹底抗戦への幕開けとなる。11日の騒動の発生からちょうど2週間。まだまだ収束点は見えそうにない。

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2011年11月25日のニュース