宮本 リーグ最多得票 292回の守備機会で失策はわずか1

[ 2011年11月25日 07:30 ]

最年長でゴールデングラブ賞を受賞した宮本は秋季練習でボールを捕球しようとジャンプする

 守備の名手に贈られる三井ゴールデングラブ賞が24日、発表された。セの三塁手では、ヤクルト・宮本慎也内野手(41)が最多得票を集めて3年連続3度目の受賞した。

【ゴールデングラブ賞】

 最年長にして、三塁手のシーズン最高守備率・997もマークした。今季292回の守備機会で失策はわずか1。68年徳武定之(中日)の・993を抜く歴代トップだ。

 「守備率はある程度、満足できるものだった」と振り返る。偉業への評価は投票数にも表れた。有効票数243票のうち229票を獲得。リーグで最多得票数となった。

 名人芸は後輩たちに受け継がれる。今月12~22日の愛媛県松山市の秋季キャンプには09年から続ける兼任コーチとして参加した。この日から開始した秋季練習もコーチとして参加し、練習後に期待のルーキー山田、三輪、麻生に特守を厳命。捕球から送球動作に移る速いステップなど身ぶり手ぶりを加えて指導した。

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2011年11月25日のニュース