杉内 痛恨の127球目 ベンチで涙も…

[ 2011年11月5日 16:12 ]

10回、フェルナンデスに先制二塁打を打たれ、ぼうぜんとするソフトバンク・杉内。上は生還した西武・中村

パ・リーグCS2ファイナルステージ第3戦 ソフトバンク2―1西武

(11月5日 ヤフーD)
 痛恨の127球目は内角低めのいいコースだった。が、左翼線に痛烈な打球を放ったフェルナンデスが一枚上だった。

 5回以降、一人も走者を許さなかったソフトバンク・杉内が3球で二塁打2本を浴び、あっという間に1点を奪われた。秋山監督に交代を告げられ、ベンチに戻ると、タオルで顔を覆ったまま、肩を震わせて悔し涙を流した。

 5年ぶりに2ケタ勝利に届かなかった今季。日本シリーズ出場決定は自分の手で、と心に期してマウンドに上がっただけに悔しさは計り知れなかった。

 それでも長谷川が起死回生の同点打を放ち、チームメートが遅ればせながらも、その力投に応えた。

 

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2011年11月5日のニュース