浦和学院、史上3校目の連覇!センバツ当確

[ 2011年11月5日 06:00 ]

史上3校目の連覇を達成してガッツポーズする浦和学院ナイン

秋季高校野球関東大会 浦和学院5-0作新学院

(11月4日 小瀬)
 来年センバツの重要な参考資料となる秋季高校野球関東大会は4日、山梨県小瀬球場で決勝を行い、浦和学院(埼玉)が今夏甲子園4強の作新学院(栃木)を5―0で下して2年連続3度目の優勝を果たした。同大会の連覇は54、55年の桐生(群馬)、74、75年の小山(栃木)以来史上3校目。浦和学院は明治神宮大会(23日開幕、神宮ほか)の出場権も獲得した。

 浦和学院が今夏甲子園4強の作新学院を下して史上3校目の連覇を達成した。3回1死三塁から林崎(りんざき)が右翼線へ先制打を放つと、4回は2死二、三塁から中前2点打。4安打3打点に、捕手としても3投手を好リードで完封リレーに導き「打席でもボールが止まって見えた」と満面の笑みだ。今夏埼玉大会は準決勝で甲子園に出場した花咲徳栄に敗れて春夏連続出場を逃した。04年夏の甲子園で初戦突破して以降、5度の甲子園出場は全て初戦敗退。1日1000スイングをノルマに課して打撃強化に努めてきた。来春センバツ出場は当確。まずは全国の強豪が集う明治神宮大会に向けて「全国で勝つことが目標。優勝しか考えてない」と力強く話した。

 <作新学院「力不足」で完敗>浦和学院の3投手を打ち崩せず6安打零敗。小針崇宏監督は「力不足の面が多々あった」と完敗を認めた。今夏甲子園4強に貢献したエース大谷は先発させなかったが、失策や走塁ミスで好機をつぶす場面が目立った。石井主将も「投手に負担をかけてしまって申し訳ない。狙い球も絞っていったけど、うまく打線がつながらなかった」と反省していた。

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2011年11月5日のニュース