【試合経過】ソフトバンク優勝 長谷川執念の2本

[ 2011年11月5日 17:01 ]

10回ソフトバンク2死二塁、長谷川が右中間に同点二塁打を放つ。投手涌井。捕手銀仁朗

パ・リーグCS2ファイナルステージ第3戦 ソフトバンク―西武

(11月5日 ヤフーD)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージ第3戦は5日、ヤフードームで行われ、ソフトバンクが杉内、西武が涌井の先発で始まった。

 杉内は初回、西武の栗山、阿部の1、2番を連続三振に仕留めるなど、3者凡退で上々の立ち上がりをみせた。一方の涌井も3人で終わらせ、静かな立ち上がりとなった。

 2回、両軍とも走者を出したが、西武は併殺で、ソフトバンクは盗塁失敗でチャンスを広げられなかった。

 3回、西武は2死二塁から栗山が右前打を放ち、二塁走者銀仁朗が本塁で憤死し、先制できなかった。

 涌井は5回、カブレラ、松田、小久保から3者連続三振を奪い、5回までソフトバンクを無安打に抑えた。

 ソフトバンクは6回、多村、長谷川の連打と犠打で1死二、三塁の好機をつかんだが後続が凡退。8回にも無死一、二塁となったが、山崎が犠打を失敗し、川崎が投ゴロ併殺に終わった。

 9回も両軍無得点で試合は延長戦に入った。

 延長10回、西武は中村の左翼フェンス直撃の二塁打の後、フェルナンデスが左翼線二塁打を放ち、待望の1点が入った。

 しかし、ソフトバンクは2死二塁で長谷川が起死回生の右中間適時二塁打を放ち同点にした。

 延長12回、ソフトバンクは馬原を投入し、負けがなくなったため、ソフトバンクの日本シリーズ出場が決まったが、最後は長谷川が中前適時打を放ち、サヨナラ勝ちで8年ぶりのシリーズ出場に花を添えた。

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2011年11月5日のニュース