栗山「迷った」…判断ミスで本多の生還許す

パ・リーグＣＳファイナルＳ第２戦 西武２－７ソフトバンク

（11月4日 ヤフーＤ）
　１点リードの６回１死三塁で三塁走者はソフトバンク俊足の本多。１点もやれないと判断した西武ベンチは左翼と右翼に「タッチアップされそうな距離のファウル飛球は捕球するな」と指示した。

　カブレラの打球は左翼線に高々と上がる浅いフェアゾーンの左飛に。「ファウルかフェアか迷った」という左翼・栗山は落下地点手前で速度を緩めるなど捕球体勢が悪く、本多の生還を許した。捕ると決めた時点で本塁返球を考えて助走をつけて捕球すれば、本多が本塁突入を自重した可能性もあっただけに栗山は「高いフライに対して後ろから入れなかった」と悔やんでいた。