山崎最後のお立ち台「こんなに寂しいのは初めて」

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<楽・ロ>お立ち台で涙を流す山崎

パ・リーグ 楽天6―1ロッテ

(10月10日 Kスタ宮城)
 【楽天・山崎お立ち台】

 ――仙台のファンは温かく見守ってくれた

 「まあ、あの…7年間ですか。このユニホームを着て一生懸命頑張って、ヒーローインタビューで面白いことを言おうと考えて。こんなに寂しいヒーローインタビューは初めてですね」

 ――安打が出た

 「“ヒットなんて打てるわけないよな”と思って打席に立ちましたが仙台の皆さんが打たせてくれました」

 ――チームも勝った

 「(先発の)塩見が普通以上に重圧を感じていると聞いて“緊張するなよ”と声をかけていたんですけど、この1勝で新人王のチャンスが出てきましたので。8勝か?あと何とか2勝しろ!」

 ――後輩が成長した

 「僕のために勝利をプレゼントしてくれると嶋会長を中心に言ってくれた。若い選手にきつく指導してきたので、最後の最後にいいプレゼントをもらってこのユニホームを脱げると思います」

 ――仙台への思いは

 「わがままで現役続行を選んで皆さんに迷惑をかけました。仙台に来たときのことを思い出してチャレンジしたい。イーグルスも僕のかわいい後輩たちが頑張っている。近いうちに優勝してチャンピオンフラッグを立ててプレーできることを望んでいます」

 ▼楽天・星野監督 またどこかでプレーするんだから感傷的になる必要はない。うちでは目いっぱいやってくれた。(安打について)2球ともストレート。向こうも分かっていたからな。

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2011年10月11日のニュース