武田勝3回5失点KO 左肘張りで16日楽天戦回避も

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<日・西>今季最短3回5失点でKOされた武田勝

パ・リーグ 日本ハム0―12西武

(10月10日 札幌D)
 日本ハム投手陣に暗雲が立ちこめた。武田勝が次回16日の楽天戦(札幌ドーム)登板を回避する可能性が出てきた。

 前回登板後に左肘に強い張りを訴えた。アイシングや電気治療で回復に努め、ブルペン投球も前日しか行わずにこの日のマウンドに上がったが、今季最短3回5失点KO。「見ての通り、これが自分の力」とうつむいた。

 初回からボール先行、変化球が高めに浮きフェルナンデスに2点適時二塁打を浴びるなど、1イニングで34球を要した。「次の登板がいつになるか分からないけど、勝利に貢献できるように調整したい」と話した武田勝。吉井投手コーチは「あしたの回復を見てから。前回のような張りだと投げられない可能性もある」と明かした。左腕エースの乱調でチームは今季最悪タイの12失点で、18度目の零敗。2位死守、そしてCSを前に武田勝が離脱となれば大きな痛手となる。

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2011年10月11日のニュース