日本一監督が侍ジャパン指揮官就任へ!退団しても就任要請

[ 2011年10月11日 06:00 ]

 来年から常設化の決まった「侍ジャパン」の監督選考で、日本シリーズの優勝監督を自動的に就任させるプランが検討されていることが10日、分かった。セ、パ6球団の代表者で構成される日本代表プロジェクトチームで詳細を詰め、11月の実行委員会、12月のオーナー会議で決定する。

 日本シリーズで優勝した監督が翌年の日本代表監督に就任。仮に日本シリーズ優勝後に退団しても就任を要請するという。正式に決定すれば、来年3月10日の台湾代表との復興支援試合(東京ドーム)は今年の日本一監督が、13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本が参加する場合には来年の日本一監督が「侍ジャパン」を率いることになる。

 代表監督の選考は09年の第2回WBCでは現役監督の負担を考え、08年の北京五輪で代表監督を務めた星野仙一氏(現楽天監督)を候補に進めたが、難航した末に現役の巨人・原辰徳監督に落ち着いた。前回の経緯を踏まえて選考方法は慎重論があり、球界内には「はっきりした形で決める方法がいい」と指摘する声が多い。日本シリーズ優勝監督は、直近の短期決戦で最高の結果を出した監督でもある。選考理由が明確なだけに、採用される可能性は高い。

続きを表示

2011年10月11日のニュース