打球速度は驚きの192キロ!フィルダー怪力弾

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<ブルワーズ・カージナルス>5回、2ランを放ったベタンコート(右)を抱き上げ祝福するフィルダー

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ブルワーズ9―6カージナルス

(10月9日 ミルウォーキー)
 125キロの巨体から放たれた打球は弾丸ライナーで右中間のブルペンに飛び込んだ。2―5の5回、3連打で1点差に迫り、なお無死二塁でガルシアの初球を強振。大観衆の期待に応える逆転2ランに、ブルワーズの4番フィルダーは「最高にうれしい。プレーオフでの一発は重みが違うからね」と喜んだ。

 米スポーツ局ESPNによると、打球速度は今季メジャー最速の119.2マイル(約192キロ)。ロン・レネキー監督も「歓声で打球音が聞こえなかった。あそこまで飛ぶとは」と目尻を下げた。

 さらに敵失の後にベタンコートが1号2ラン。先頭打者からわずか22球、6人で一挙6点の猛攻を見せた。3番ブラウンも初回の2ランを含む4打点で、今ポストシーズンは打率.500、2本塁打、8打点。今季2人で69発、231打点の3、4番コンビは脅威だ。

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2011年10月11日のニュース