地面スレスレで好捕 イチロー「もう本能に任せている」

[ 2011年8月2日 14:49 ]

アスレチックス戦の2回、ペニントンの右飛を好捕するマリナーズのイチロー

マリナーズ8―4アスレチックス

 マリナーズのイチロー外野手は1日、シアトルでのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打1打点だった。内容は中飛、三ゴロ、二ゴロ、一ゴロ、左安打(打点1)で打率は2割6分6厘。試合はマリナーズが8―4で勝った。

 どん詰まりの飛球が三塁後方に落ち、マリナーズにダメ押しの8点目が入った。7回1死三塁、そこまで3度得点圏に走者を置きながら打点を挙げられなかったイチローが、何とか面目を保った。

 チームは7月末のトレードで主力投手3人を放出し、クラブハウスの顔触れが変わった。そのことについて問われたイチローは「自分のことで必死。そんな余裕はない」と感想を避けた。2回、ライナーを地面スレスレで好捕した守備についても「余裕はない。もう本能に任せている」と多くを語らなかった。(共同)

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