松本通算31本塁打!帝京3戦連続コールド勝ち

[ 2011年7月16日 06:00 ]

<都城東・帝京>7回無死、帝京・松本はソロを放ち笑顔を見せる

東東京3回戦 帝京14-2都城東

(7月15日 江戸川区)
 第93回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は15日、山形大会など3大会で開幕し、31大会で217試合が行われた。東東京大会では強豪・帝京の主砲、松本剛内野手(17)が今大会2本目のアーチを放つなど打線が爆発。3試合連続コールド勝ちで4回戦進出を決めた。また、巨人・沢村拓一投手(23)の母校、佐野日大(栃木)はシード校の矢板中央を下した。16日は48大会で427試合が行われる。
【東東京大会結果 抽選日と日程】

 進化した姿を十分に見せつけた。名門・帝京の4番に座る松本が、今夏2本目となる高校通算31発目のアーチ。チームの3戦連続コールド勝ちを決めた。

 「2ボールだったので、甘いボールを積極的に打ちにいきました」。9点リードの7回。先頭で打席に入ると、バットをコンパクトに振り抜いた。真ん中高めの直球を捉えた打球は左翼スタンドで弾んだ。

 ミート力と守備力の高さで、1年春から強豪校でベンチ入り。夏には正遊撃手として、伊藤とともにスーパー1年生コンビとして甲子園8強入りに貢献した。あれから2年。さらなるレベルアップを求めて昨秋以降、長打力アップに取り組んできた。ウエートトレーニングと食事で75キロだった体重を5キロ増量。さらに「スイングをゼロから見直した。これまで切る打球が多かったので、平行に振ることを心がけた」とダウンスイングをレベルに改造した。通算31発のうち今春以降で21本と量産。成果は数字となって確実に表れている。

 フォームは変えても、バットは同じものを使い続けている。松本の相棒はSSK社の「スカイビート27」。すでに廃盤となっているが「打感が好きなんです」とメーカーに頼んで在庫を確保しているほどのこだわりを持つ。かつては巨人時代の松井(現アスレチックス)に憧れ、現在は同じ右打ちの遊撃手、巨人・坂本を目標に掲げる。

 「プロ野球は小さい頃からの夢。でも甲子園に行くことが先です」。ノーシードから2年ぶり12度目の出場へ。進化を遂げる主砲が、チームを大舞台へと導く。

 ◆松本 剛(まつもと・ごう)1993年(平5)8月11日、埼玉県川口市出身の17歳。小1から青北サンクスで内野手として野球を始める。青木中では川口リトルで、1年夏にアジア大会優勝とリトルリーグ世界大会準優勝。帝京1年春からベンチ入り。夏は正遊撃手として、ベスト8進出に貢献した。高校通算31本塁打。50メートル6秒1、遠投105メートル。1メートル80、体重80キロ。右投げ右打ち。

 ▼帝京・前田三夫監督 松本は全体的にスイングが淡泊だったので(本塁打の打席前に)球をおっつけて打つように指示した。伊藤は球が上ずっていた。球自体は良くなっているけどね。

 ≪伊藤 3回途中2失点で降板≫松本と同じくプロ注目のエース伊藤は、今夏初登板も先発して2回1/3を2失点で降板した。7回から再登板して1イニングを無失点に抑えたが、最速は138キロ止まり。1年夏の甲子園で1年生最速となる148キロをマークした右腕も、その後は伸び悩んでいる。直球は真ん中に集まり、カーブやスライダーは高めに抜け「コントロールが安定しなかった」と反省しきり。ロッテ・新里スカウトは「いい球もあるが、思うように続かなかったですね」と話した。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年7月16日のニュース