尚成 1回を無失点「目の前の打者を倒すだけ」

[ 2011年7月16日 15:33 ]

アスレチックス戦の7回途中から登板したエンゼルス・高橋

 エンゼルスの高橋尚成投手は15日、オークランドでのアスレチックス戦で3―4の7回途中から2番手で登板し、1回を無安打無失点だった。勝敗は付かず、試合はアスレチックスが5―3で勝った。

 高橋は1回を無安打無失点と後半戦初戦で好投した。「自分の投球をすることを考えた」と持ち前の制球重視の投球に納得の表情を浮かべた。

 1点を追う七回途中から救援。続く8回にアスレチックスの先頭の2番クリスプを右飛に打ち取ったところで交代となり「楽しみ」という4番松井との対戦は持ち越しに。直後にタイムリーを放った松井は「持ち味が出ていたような気がした」と巨人時代の後輩の投球を認めた。

 ▼高橋の話 チームが負けたのは残念だが、いい形でスタートできた。自分の投球をすることだけを考えた。松井さんまで投げると思って楽しみにしていたが(交代は)チームの方針なので仕方ない。どこで使われても目の前の打者を倒すだけです。(共同)

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2011年7月16日のニュース